アメリカで40年以上も前にハードコンタクトをはずした後になぜか視力が改善する事例が観察されました。実際はレンズのカーブと角膜のカーブが微妙に違い、角膜のカーブを扁平にしていたわけですが、そこからオルソケラトロジーの研究は始まりました。
日本にはなぜ伝わらなかったかというとオルソケラトロジーを中心に研究していたグループはオプトメトリストでアメリカではOD(視力矯正医)と言って、コンタクトレンズの処方や州によっては簡単な眼処置も任されています。
日本でも国家資格としての視能訓練師という資格がありますが、アメリカのようにコンタクトレンズ処方を任されてもいません。日本では医師を頂点とするピラミッドが作られていますので、すべて医師の指示の基で検査をしている状態です。
日本の眼科医はアメリカの眼科医とのパイプは太かったのですがオプトメトリストの研究の情報はほとんど入る余地がなく、ほとんどの眼科医が2000年になってもオルソケラトロジーを知っているものはごくわずかでした。
現在では多くのクリニックがオルソケラトロジーの情報を提供していますのでわざわざこのサイトでは説明をしません。おすすめのサイトを紹介しますので、内容についてはそちらをご覧ください。
オルソケラトロジー情報タウン