<目の健康とは裸眼視力が良いこと>
近視は病気かということにも関連しますが、近視は健康的でないという面白いデータがあります。これは名古屋の食品会社「名古屋製酪」といってコーヒー用のミルクの製造販売で有名ですが、そこの波動研究所のデータによると裸眼視力と目の健康度の数値が見事に相関関係を表しています。
裸眼が0.5の視力を境に数値がマイナスになっていますが、これは他の臓器に当てはめるとほとんど病気といっていいものです。多数の眼科医はコンタクトや眼鏡でよく見えれば健康な目であるという認識から離れることはありません。そこから問題なのかもしれません。
<視力は視機能のうちの一つに過ぎない>
目の機能というと細かいものが良く見えるだけではありません。視野といって、どれだけ広く見えるかということや立体的にうまくものが見えるかなど視力以外に評価すべきものはたくさんあります。それらが総合的に良くてよい目であると言えるでしょう。
視神経炎という病気があります。視神経がウィルスに侵されたりして一時的に視力が低下します。この状態が治ったとき、つまり患者の視力が1.5に戻っても患者はこんな見え方ではなかったといいます。検査を信じるべきか、患者の言い分を信じるべきか多くの医師は悩んだりしません。1.5が見える事実を信じます。しかし、このような患者にコントラストセンシティビティという検査をすれば明らかに差があることが分かります。(コントラストセンシティビティというのは灰色の背景に黒い字が書いてあると見にくくなりますが、同じ1.5の視力でも背景の明るさの差で見え方に違いが出てきます。)